どうも、僕(@crelife21)です。
皆さんは、コミュニケーション能力に自信がありますか?
自信があるという方が、バイバイ、さようなら。この記事を読む必要はありません。
ちょっと自信がない、または大きな不安があるという方は、今回の読者です。
私は数年前、自分が人と本当に”一般的な”コミュニケーションというものが取れているのか、疑問に抱き、コミュニケーション講座に行ってきました。
時間がない人のためのざっくりした目次
コミュニケーション能力とは何か?コミュ障だからコミュニケーション能力が低いとは言い切れない。
コミュニケーション能力とは一体なんでしょうか。
私自身、コミュニケーションについて非常に思い悩み、研究していた時期がありました。
コミュニケーション能力とは大きく分けると二つに分けることができるでしょう。
一つは、人と一般的な会話をしたり、意思疎通を図る、対人コミュニケーション能力。
もう一つは、人と信頼関係を継続的に維持し続けるコミュニティ形成能力です。
一般的にコミュニケーション能力というと前者ばかりにフォーカスが当てられがちですが、どちらかというと後者に思い悩む人の方が多いのではないでしょうか。
人間関係についての問題を解決するのであれば、後者の能力は非常に重要ですし、人間の幸福度により大きな影響を与える能力と言えます。
逆に口下手でも、うまくコミュニティを形成できたり、馴染めたりするのであれば、それほど日常生活に支障はありません。
私自身も対人コミュニケーション能力はそこそこあるけれども、後者の能力については全くもって自信がありませんでした。
面接などではうまくコミュニケーションを図れるので、就職活動はコミュ障と呼ばれる人たちよりも、比較的楽に進めることができましたし、実際難関と呼ばれる大手マスコミに複数の内定も得ることができました。
しかし、全くもって幸せであるとは言える状態ではなく、それはコミュニティ形成能力に乏しいからであると感じていました。
有名ナンパ師?コミュニケーションの達人?あなたは高石宏輔を知っているか?
そんな中で、学生時代に色々と思い悩み、模索している時に、彼のことを知りました。
彼の名は高石宏輔(たかいし ひろすけ)氏と言います。
一般的にはそこまで知名度は高くないと思いますが、彼はある業界では非常に著名な方です。
それは、ナンパです。
彼はナンパの達人として多くの生徒を持ち、ナンパ講座を開催していました。
と、同時に首都大学東京の著名な社会学者である、宮台真司教授とイベントを開催するなど、学術的な観点からナンパや恋愛についての考察も行なっていました。
元々は、カウンセラーとして活動しており、その一環として始めたナンパ講座が反響を呼び、ナンパの世界で名を馳せたようです。
(色々と調べてみると、高石は慶應の文学部を中退後、カウンセラーやスカウトマンを経て現在に至るようですが、それ以外の情報についてはあまり知りません。)
私は彼がナンパをしている様子を撮影した動画を、youtubeで見たことをきっかけに、彼について非常に興味を抱きました。
決してイケメンとも言えず、がっついたりしているわけではないけれど、非常にナチュラルな声の掛け方で、女性はつい立ち止まってしまう。
一種の催眠のような、声のかけ方は何かコミュニケーションの本質のようなものが、垣間見れるようでした。
ホームページや各種メディアでもほとんど情報はなく、私は彼に会って話してみたいと思うようになりました。
何かコミュニケーションに対するヒントのようなものを、模索していたのだと思います。
すると、彼のホームページで定期的に講座が開催されていることを知り、参加することにしました。
講座の名前は「ラポールと身体知」
のちに出版する著書「あなたは、なぜ、つながれないのか: ラポールと身体知」のタイトルにもなっているこの講座。
ラポールとは臨床心理学における用語で、二者間にある相互関係、信頼関係といった心的状態のことを指します。
身体知とは名の通り、体を通じて学ぶことでしょうか。
講座内容も、高石氏についてもほとんど情報がなく、指定された赤坂の会場に行く際には、大きな不安を抱えていたのを覚えています。
開催場所の赤坂、指定された路地裏のマンションのチャイムを押すと、中から本人が迎え入れてくれました。
彼は全く警戒心を感じさせない、非常に穏やかなルックスで、一瞬にして安心感を与えてくれました。
中に入るとすでに到着している何人かが、腕を前後に揺らしながら、立っています。
到着した人は順に同じ動作をするように言われ、はたから見ると非常に奇妙な空間が、そこには広がっていました。
コミュニケーション能力と身体性。講座を通じて学んだこと。
講座の詳しい内容については書けませんが、人生で経験したことのない非常に稀有な時間であったことは、間違いありません。
ただ、私自身はコミュニケーションや信頼関係について、また大きく問題を巡らせてしまうことにはなりました。
講座に参加した人は講座に参加するに至る背景は様々ですが、何らかのコミュニケーションについて、悩みを抱えた人たちです。
明らかなコミュ障と呼ばれるような人や、どのように社会生活を送っているのかというぐらいコミュニケーション能力が欠如している人もいましたし、ナンパがしたいという思いで参加していると述べた人も、どう見てもナンパできるような仕草はしておりませんでした。
そんな光景を目の当たりにしながら、講座を受け、コミュニケーション能力というものが、自身の努力や何らかの学習により習得できるものなのかは、大きな疑問となりました。
本来的にコミュニケーション能力には差があって、その差によって人生の幸福度が変化することは、致し方ないものだとは思います。
けれども、何らかの工夫によって、その差が埋められなくとも、人それぞれの生き方を送ることで、幸福を享受することは可能です。
もし、あなたがコミュニケーションに何かしら思い悩むようであれば、ぜひ一度、高石氏の著書を読むことをオススメします。
あなたが抱えている問題の解決手法が得られることはないかもしれませんが、何かしらのヒントを与えてくれるかもしれません。
crelife
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